ビジネスで成功するにはどうしたらいいだろうかと、たくさんの本を読んで勉強しています。
『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』を読んでいるだけでは記憶になかなか残りにくいため、インプットした知識を整理して、
- 「読んで勉強になったこと」
- 「理解が及ばず、さらに勉強をしなくてはいけないこと」
を感じたままに書き留めています。
とても勉強になりましたので、書評・要約のようにまとまっていないかも知れませんがご紹介いたします。
目次
『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』とは?
| 読みやすさ | |
|---|---|
| 専門性 | |
| 役立ち度 |
- 著者:
- 出版社:筑摩書房
- 発売日:2001/6/27
- ページ数:311ページ
【目次】
- 第1部 クワドラントの右側か左側か
- 私があえてホームレスになったわけ
- クワドラントが違えば人間も違う
- 人はなぜ自由よりも安全を求めるのか
- ビジネスシステムを手に入れる
- まずはレベル4の投資家になる
- お金は目に見えない
- 第2部 最高のあなたを引き出す
- なりたい自分になる
- どうしたら金持ちになれるか
- 銀行そのものになれ
- 第3部 クワドラントの右側で成功するために
- まずはヨチヨチ歩きから
- ラットレースから抜け出すための七つのステップ
『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』は、『金持ち父さん 貧乏父さん』の第2弾です。
第1作で書かれた基本的な「お金についての考え方」をさらに掘り下げられています。
主に「キャッシュフロー・クワドラント」というどの職種からお金を得ているかを分析し、資産家になるための考え方を学ぶことができます。
『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』を読んで勉強になったこと

『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』は、従業員からビジネスオーナー・投資家になりたい人に向けた内容です。
クワドラントに分け、それぞれの根本的違いを理解し、異なるクワドラントに移動するための考え・行動を示してくれます。
章ごとに重要なところをまとめさせていただきます。
私があえてホームレスになったわけ
お金を作るには、
- 夢
- 強い決意
- 短時間で学ぼうとする意欲
- 資産を適切に使う能力
- キャッシュフロー・クワドラントのどこから生み出したらいいか見極める能力
が大事です。
クワドラントが違えば人間も違う
「キャッシュフロー・クワドラント」は、私たち働く人々を次の4つに分類します。
- E:Employee(労働者)
- S:Self employee(自営業者)
- B:Business owner(ビジネスオーナー)
- I:Investor(投資家)
クワドラントを変えるのは、自分の本質、考え方、世の中に対する見方を変えます。
E:Employee(労働者)
労働者は、雇用関係により「安定・充実した福利厚生」を求めます。
仕事をしたことに見返りを約束されるかを重視します。
S:Self employee(自営業者)
自営業者は、自分のやりたいことだけを行い、一生懸命働いたらきっちり支払いを受けたいと思っています。
保証ではなく、状況をコントロールする力を自分の手に収め、自分自身でなんとかすることを好み、人には任せません。
仕事をする際に、いちばん大事なのはお金ではない、誰にも依存しない独立状態でいることです。
B:Business owner(ビジネスオーナー)
ビジネスオーナーは、4つのクワドラントから優秀な人を集め、人にやらせるのが好きです。
Bになりたい場合、EからSに行ってBに行こうとしますが、Sで立ち往生する場合がほとんどです。
BとSの違いは、Bは1年以上ビジネス離れてもいい良いシステムを持っているが、Sは持っていない点です。
I:Investor(投資家)
投資家は、お金でお金を作り出し、他人の時間で利益を生みます。
投資家には様々なタイプがいます。
- リスクを徹底してきらい、安全第一を考えてお金を銀行に預ける人
- ファイナンシャルアドバイザーやファンドマネージャーに投資の決定権をゆだねる
- ギャンブルタイプ
- 真の投資家
真の投資家にならなければ、Iに居続けることができません。
人はなぜ自由よりも安全を求めるのか
家計のうちで最も多い支出は、家賃はなく、税金・借入金の利子であることを理解することが必要です。
また、「仕事の安定・経済的安定」の違いを知ることが大事です。
経済的安定は、左と右のクワドラントに関する教育を受けることで獲得できます。
経済的自由は、右側のクワドラントの両方に属することで獲得できます。
ビジネスシステムを手に入れる
ビジネスシステムを手に入れて、左から右のクワドラントに移行しなくてはいけません。
ビジネスシステムには3つ種類があります。
- cタイプの会社:自分で独自にビジネスシステムを作り上げる
- フランチャイズ:既存のシステムを買う
- ネットワークビジネス:お金を出して、既存システムの一部へ
【まずはレベル4の投資家になる】
投資家には5つのレベルがあります
- レベル0:投資すべきものがない
- レベル1:お金を借りる
- レベル2:お金を貯めてから使う人
- レベル3:賢い投資家だけど投資の素養がない
3-A:面倒くさがりタイプ:わからないと言い張る
3-B:すね者タイプ:臆病者
3-C:ギャンブルタイプ - レベル4:長期的投資家:分散投資
- レベル5:洗練された投資家:一点集中・攻撃的でリスク取り、自分のお金と時間を使う
- レベル6:資本家:他人の才能やお金を使って、他人のためにもなる投資を作る
お金は目に見えない
投資は、誰が誰からお金を借りているのかのゲームです。
儲けが出るのは買った時で、売った時ではなく、買った時に生じます。
意見ではなく事実を見ることが大事になります。
なりたい自分になる
Eはシステムのために働く。
Sがシステムとなって働く。
Bはシステムを作り管理する。
Iはシステムにお金を投資する。
それぞれのクワドラントがどう働いているか理解して、どのクワドラントになりたいか、なりたい自分を考えなければなりません。
どうしたらお金持ちになれるのか
目標を持ち行動するのではなく、どんな人間であるかが大事です。
銀行そのものになれ
会社を利用してお金を守ります。
稼ぐ→税金を払う→お金を使う
から
稼ぐ→お金を使う→税金を支払う
の順番に変わる
まずはヨチヨチ歩きから
ラットレースから抜け出す7つのステップと行動指針
- 自分のために働くことを考える
・財務諸表を作る
・目標を設定する - キャッシュフローを管理する
・財務諸表を見直す
・自分の収入がどのクワドランドから入ってきているか確認
・5年後に自分の主な収入源をどのクワドランドにしたいか決める
・キャッシュフロー管理計画に着手 - ほんとうに危険なのは何かを知る
・危険の意味を自分で定義
・新聞のビジネス欄と経済専門紙をじっくり読む
・テレビやラジオで経済金融のニュースを見たり聴いたり
・投資やお金に関する教育を目的とした学習用テープを聴く
・経済金融関係の専門誌や情報紙を読む
・キャッシュフローゲームをする - どんな投資家になりたいか決める
・金融投資関係のセミナー・講座に出席
・複数の株式ブローカーに推奨株を聞いて、調べる
・投資に関する情報誌を定期購読
・複数のビジネスブローカーに売り出し中のビジネスはないか尋ねる
・ビジネスチャンスをテーマにした集会に出席 - よき師を見つける
・手本と反面教師を探す
・多く時間を共にする人が将来の自分のすがた - 失望をバネにする
・間違いを犯そう
・いちばん大事なのは行動すること - 自分を信じる
『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』を読んで今後勉強すべきこと

『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』以外にも金持ち父さん貧乏父さん関連の書籍は、たくさん出版されていますので、それらを読んでみます。
『金持ち父さん貧乏父さん』
『金持ち父さんの投資ガイド 入門編』
『金持ち父さんの投資ガイド 上級編』
『金持ち父さんの子供はみんな天才』
『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』
『金持ち父さんの起業する前に読む本』
『金持ち父さんの予言』
『金持ち父さんの金持ちになるガイドブック』
『金持ち父さんのパワー投資術』
『金持ち父さんの21世紀のビジネス』
まとめ
『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』を書評・要約のようにまとまっていないかも知れませんがご紹介させていただきました。
まだまだトレーニングが必要ではありますが、少しずつ本書の内容について実践していこうと思います。
より優れた投資家になるために、色々な本を読んでみたいと思います。














