投資の勉強をするために、たくさんの本を読んで勉強しています。
『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』を読んでいるだけでは記憶になかなか残りにくいため、インプットした知識を整理して、
- 「読んで勉強になったこと」
- 「理解が及ばず、さらに勉強をしなくてはいけないこと」
を感じたままに書き留めています。
とても勉強になりましたので、書評・要約のようにまとまっていないかも知れませんがご紹介いたします。
目次
『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』とは?
| 読みやすさ | |
|---|---|
| 専門性 | |
| 役立ち度 |
- 著者:渡部清二
- 出版社:東洋経済新報社
- 発売日:2018/6/15
- ページ数:256ページ
【目次】
- プロローグ
- 第1章 【事例編】四季報から見つけた10倍株・100倍株
- 第2章 【実践編】10倍株探しの4つのポイント
- 第3章 【事例編】10倍株はこうして見つけろ
- 第4章 お宝銘柄をみつけるための常識・非常識
- 第5章 四季報を読む&使うための技術
- 番外編 気になったコメント おもしろコメント
『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』は、20年以上会社四季報を読破し続ける達人で、2000ページ以上ある会社四季報の読み方を解説する1冊です。
インベスターZの作者である三田紀房氏の公式サイトで、「世界一四季報を愛する男」と紹介されています。
会社四季報を用いて、10倍株&100倍株を探すノウハウが膨大に詰め込んだ1冊です。
『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』を読むきっかけ

投資を勉強していると「テンバガー」という言葉を聞き、10倍株であることを知りました。
テンバガーという言葉を調べていると、「ピーター・リンチの株で勝つ」に出てきます。
野球用語でバガーは塁打を意味しており、1試合で10塁打(テンバガー)を記録するくらいの勢いで株価が急騰し、10倍まで跳ね上がる銘柄を指します。
テンバガーになる銘柄を探そうとする手法本が溢れていますが、この本はその中でも会社四季報を利用する点で独自の手法だなと思い、手に取りました。
『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』を読んで勉強になったこと

『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』で学べることは、10倍株を探すときのポイントが示されています。
- 成長性が高い=増収率が高い 3期前から今期・来期の増収率平均20%以上
- 売上高営業利益率10%以上
- オーナー企業
- 上場5年以内
また、これらのポイントを抑えるための会社四季報の読み方が説明されています。
会社四季報は全部で14のブロックに分けられていますが、そのうちの5つのブロックを中心に読むことで、その銘柄の良し悪しを判断します。
会社四季報は12ブロックと示されていますので、いろんな分け方があるのかもしれません。
引用:会社四季報Twitter
会社四季報をブロックで分けた中でも
- Aブロック(証券コード・社名・事業内容)
- Bブロック(業績記事・材料記事)
- Eブロック(株式・財務・キャッシュフロー)
- Jブロック(業績)
- Nブロック(株価チャート・株価指標)
を見るべきだと紹介されていました。
細かな内容は本書を読んでください。
『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』を読んで今後勉強すべきこと

『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』では、PERで割高か割安かを考えることは危険だと説明されています。
株価が安いか高いかよりも「カタリストが現れそうな株」が大事だとされています。
このカタリストとは何たるかを勉強せねばと思いました。
四季報は夏号が大事であることが示されています。
- 3月末決算
- 45日以内に決算発表
- 5月上旬の決済発表
- 決算内容が夏号に反映
5月〜6月の1ヶ月の間に銘柄を探すことがさらに重要であり
- 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)で決算短信をみる
- 決算短信と四季報春号の業績数字を比較する
などの方法が取り上げられていました。
そのため、決算短信の読み方の勉強をしなければと思いました。
また、テンバガーの祖である「ピーター・リンチの株で勝つ」も読み直してでみようと思います。
まとめ
『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』を書評・要約のようにまとまっていないかも知れませんがご紹介いたします。
会社四季報を要領よく読み込めるようになるには、まだまだトレーニングが必要ではありますが、少しずつ実践していこうと思います。
本書の著者は、『「会社四季報」最強のウラ読み術』という本を出版しており、この本も読んでみました。
また、『日経新聞マジ読み投資術』という本も出版されており、銘柄分析における日経新聞の読み方がわかるというものなので興味があり、機会があれば手に取りたいと思います。
読みたい本がいっぱいあって、時間が足りなくて困ってますが、1冊ずつ読み進めたいと思います。










