妊娠6ヶ月目(20〜23週)は、胎動が強く感じられるようになり、お母さんである実感が湧き、心身が1番安定してくる時期です。
赤ちゃんは身長は30〜34cm、体重300〜600gほどになります。
赤ちゃんの骨格・消化器などの器官がしっかり成長し、細部の発育も進みます。
この時期にお母さんがすることをまとめさせていただきました。
目次
赤ちゃんへの声かけについて

20週頃には、子宮内外の音・お母さんの声がはっきり聞こえるようになります。
この時期から、話しかけたり、好きな音楽を聴かせたりする「胎教」に取り組みます。
胎教というと、クラシック音楽を聴かせたりすることをイメージするかもしれませんが、お腹の赤ちゃんとの対話が大事です。
研究により、胎内記憶・外界とのコミュニケーション能力があることがわかっています。
難しい方法はなく、リラックスして声をかけてあげるだけ良いです。
特に赤ちゃんは、お母さんの声には特別な反応を示すようになっています。
胎動について

胎動は赤ちゃんが元気な証拠で、胎動の動きは以下のようです。
- キックする
- 手足を伸ばす
- グルンと回る
- ビクッとする
この時期は活発になってくるので、お腹の外からも胎動の動きがわかります。
お腹に優しく手をそえて動きを感じることも、親子の絆形成に大事です。
歯のケアについて

妊娠中は歯周病菌が増殖しやすくなり、妊娠性歯肉炎・歯周病になるリスクがあります。
これらの感染症にかかると、炎症物質であるサイトカインが分泌され、サイトカインの血中濃度が高まると、早産・流産・低体重児出産などのリスクが高まります。
そのため、歯科を受診して、歯茎の状態確認・虫歯有無の確認・虫歯治療などを実施し、妊娠性歯肉炎・歯周病のリスクを下げましょう。
赤ちゃんが生まれてからも赤ちゃんに移さないようにしなければならないため、お母さんではなく、お父さんも実施しましょう。
まとめ
妊娠6ヶ月目(20〜23週)にお母さんがすることをまとめさせていただきました。
胎動を感じ、お母さんになる期待が一気に膨らみます。
次の妊娠7ヶ月目(24〜27週)は、お腹が大きくなってきて、少し身体が苦しくなってきますので、やりたいことはこの時期にやっておきましょう。







