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『「会社四季報」最強のウラ読み術』を読んだ感想・勉強になった内容まとめ!

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投資の勉強をするために、たくさんの本を読んで勉強しています。

『「会社四季報」最強のウラ読み術』を読んでいるだけでは記憶になかなか残りにくいため、インプットした知識を整理して、

  • 「読んで勉強になったこと」
  • 「理解が及ばず、さらに勉強をしなくてはいけないこと」

を感じたままに書き留めています。

とても勉強になりましたので、書評・要約のようにまとまっていないかも知れませんがご紹介いたします。

目次

『「会社四季報」最強のウラ読み術』とは?

読みやすさ
専門性
役立ち度
  • 著者:渡部清二
  • 出版社:フォレスト出版
  • 発売日:2019/1/20
  • ページ数:256ページ

【目次】

  • 第1章 「会社四季報」は、世界でも類を見ない独自視点から生まれた
  • 第2章 「会社四季報」を読み始める前に知っておきたい裏ワザ
  • 第3章 5つのブロックだけを見る、「会社四季報」ウラ読み術
  • 第4章 「会社四季報」で過去から今を学び、今から未来の仮説を立てる
  • 第5章 投資家として企業の人格を知る

『「会社四季報」最強のウラ読み術』は、20年以上会社四季報を読破し続ける達人が2000ページ以上ある会社四季報の読み方を解説する1冊です。

インベスターZの作者である三田紀房氏の公式サイトで、「世界一四季報を愛する男」と紹介されています。

巻末に、四季報ブロック解説の動画を無料で見ることができるURLが記載されており、より詳しく学べるように工夫された1冊です。

『「会社四季報」最強のウラ読み術』を読むきっかけ

投資を始めて間もない頃に、四季報を読破しようと息巻いて取り組みましたが、全く情報が整理されず、「読んだだけ」になってました。

四季報の要がどこかも分からず、無駄な付箋・ライン引きばかりで、「何が重要なのか?」と戸惑うばかりでした。

そんな中で、四季報の基本的な読み方・活用法を初心者で読めるように解説された本書を読んで、四季報の取扱を学ぼうと思いました。

『「会社四季報」最強のウラ読み術』を読んで勉強になったこと

『「会社四季報」最強のウラ読み術』で学べることは、本の表紙にも明示されているとおり、「5つのブロックを眺めるだけで、未来に大化けする株のストーリーが見えてくる!」というものです。

会社四季報は全部で14のブロックに分けられていますが、そのうちの5つのブロックを中心に読むことで、その銘柄の良し悪しを判断します。

会社四季報は12ブロックと示されていますので、いろんな分け方があるのかもしれません。

引用:会社四季報Twitter

会社四季報をブロックで分けた中でも

  • Aブロック(証券コード・社名・事業内容)
  • Bブロック(業績記事・材料記事)
  • Eブロック(株式・財務・キャッシュフロー)
  • Jブロック(業績)
  • Nブロック(株価チャート・株価指標)

を見るべきだと紹介されていました。

細かな内容は本書を読んでください。

Aブロック(証券コード・社名・事業内容)

Aブロックは、【特色】欄を見ることが重要です。

【特色】の欄には、「世界シェア○割」とか「業界首位」などのポジティブワードが隠されており、チェックすることが大事です。

また、事業内容に書いてある数字は、事業別売上比率と(営業利益率)であり、営業利益率が2桁の場合は稼ぐ力があることだと判断します。

企業の変化・強みがAブロックでは見えてきます。

Bブロック(業績記事・材料記事)

Bブロックは、経済アナリストではなく、東洋経済新聞社である記者の目を通じて記されている【コメント】欄が重要です。

ここにはポジティブワードやネガティブワードが現れ、これをどう捉えるのか自分なりの視点を持つことが大事であると述べられています。

Eブロック(株式・財務・キャッシュフロー)

Eブロックは、財務状況の数字から企業の健全性・継続性を知ることができます。

自己資本比率・PBR・キャッシュフローなどの見方が解説されています。

いくら以上が◎評価なのかなど、細かな見方が紹介されていました。

Jブロック(業績)

Jブロックで見るべき数字は、【売上高】・【営業利益】の2つです。

売上高で企業の成長性を測り、営業利益で企業の稼ぐ力を測ります。

また、過去からの伸び率(今期・来期)を重視します。

Nブロック(株価チャート・株価指標)

Nブロックは、チャートの形状・株価指標が重要になります。

チャットは難しい分析ではなく、大まかな方向性だけです。

株価指標は、PERで割安・割高を判断しないように解説されています。

『「会社四季報」最強のウラ読み術』を読んで今後勉強すべきこと

『「会社四季報」最強のウラ読み術』では、PERで割高か割安かを考えることは危険だと説明されています。

株価が安いか高いかよりも「カタリストが現れそうな株」が大事だとされています。

このカタリストとは何たるかを勉強せねばと思いました。

また、PERの代わりに「PEG」「PSR」を用いると良いとのことです。

  • PEG=PER÷2期増益平均
  • PSR=時価総額÷今期売上高

これを今後の投資判断の一部に採用してみようと思います。

本書の序盤で、大化け株の探し方について記載されている中で、「ピーター・リンチの株で勝つ」が紹介されていましたので、読んでみようと思います。

まとめ

『「会社四季報」最強のウラ読み術』を書評・要約のようにまとまっていないかも知れませんがご紹介させていただきました。

2000ページ以上ある会社四季報を要領よく読破できるように、まだまだトレーニングが必要ではありますが、少しずつ実践していこうと思います。

本書の著者は、『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』という本も出版しており、読んでみました。

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また、『日経新聞マジ読み投資術』という本も出版されており、銘柄分析における日経新聞の読み方がわかるというものなので興味があり、機会があれば手に取りたいと思います。

読みたい本がいっぱいあって、時間が足りなくて困ってますが、1冊ずつ読み進めたいと思います。