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『最速で経済的自立を実現する方法 FIRE』から勉強になった内容まとめ!

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FIRE( Financial Independence, Retire Early =経済的自立)を目指すにはどうしたらいいだろうかと、たくさんの本を読んで勉強しています。

『最速で経済的自立を実現する方法 FIRE』を読んでいるだけでは記憶になかなか残りにくいため、インプットした知識を整理して、

  • 「読んで勉強になったこと」
  • 「理解が及ばず、さらに勉強をしなくてはいけないこと」

を感じたままに書き留めています。

とても勉強になりましたので、書評・要約のようにまとまっていないかも知れませんがご紹介いたします。

目次

『最速で経済的自立を実現する方法 FIRE』とは?

読みやすさ
専門性
役立ち度
  • 著者:グラント・サバティエ (著)・岩本正明 (翻訳)
  • 出版社:朝日新聞出版
  • 発売日:2019/12/20
  • ページ数:504ページ

<目次>

  • 第1章 お金とは自由
  • 第2章 時間はお金よりも貴重
  • 第3章 あなたの目標とする数字は?
  • 第4章 あなたのいまの立ち位置は?
  • 第5章 次のレベルへ
  • 第6章 それに見合う価値があるのか?
  • 第7章 あなたにとって必要な唯一の予算
  • 第8章 9時5時の仕事をハックしよう
  • 第9章 より少ない時間でより多くのお金を稼ぐ
  • 第10章 投資戦略の7つのステップ
  • 第11章 不動産投資
  • 第12章 十二分な資金を確保するための戦略
  • 第13章 将来を最適化するためのフレームワーク
  • 第14章 より豊かな人生を送る
  • 訳者あとがき

著者グラント・サバティエは、貯金わずか2.26ドルの状態から、たった5年で純資産125万ドルを超え、30歳で経済的自立に到達しました。

彼のウェブサイト「MillennialMoney.com」には、過去3年間で1000万人以上が訪れており、FIREについて学べるそうです。

『最速で経済的自立を実現する方法 FIRE』で、自身の実体験に基づいた具体的方法が本書では詰まっております。

『最速で経済的自立を実現する方法 FIRE』を読むきっかけ

「リタイアしたい」と常日頃から考えてるけど、完全なリタイアを実施するには数億円は必要とされています。

一生懸命働いた後にリタイアするには30年ほどかかり、なかなかリタイアが遠い存在です。

FIREについてより深く知るために、本書を手に取りました。

『最速で経済的自立を実現する方法 FIRE』を読んで勉強になったこと

『最速で経済的自立を実現する方法 FIRE』については、内容のほとんど以下の点において、残念な内容があったことです。

  • インターネットで調べれば出てくるような浅い内容
  • 日本では実践しにくいこと

逆に言うと、FIREについての入門書として活用する点では大いに役立つと思います。

「アメリカのミレニアム世代がいうFIREとはどういうことか?」ということが学びたいと思う方にはいい本かもしれません。

ですが、ネットで調べれば出てくる内容という感じでは調子抜けかもしれませんが、大事なことも言っていますのでそこをまとめてみます。

時間はお金よりも貴重

もし90歳のお金持ちのお年寄りから1億ドルを渡すから自分と入れ替わって欲しいと言われたら、その申し出を受け入れるだろうか?もちろん、受け入れないだろう。なぜか?それは時間がお金よりも貴重だからだ。

出典:最速で経済的自立を実現する方法 FIRE p38

「なぜFIREをするのか?」という問いに対して、「時間はお金よりも貴重だからである」という答えを第2章を割いて説明しています。

そのため、素早くリタイアすることをこの本全体で指南しています。

4%ルール

4%ルールとは、簡単に言えばリタイア後に投資資産の4%を毎年引き出して使っても大丈夫という理論のことです。

投資資産の4%を毎年引き出しても大丈夫な場合は、リタイア後の投資による運用利回り4%が目指せる場合です。

この理論に基づいて、期待年間支出の25倍以上の金額を貯めることを目的にしています。

そのため、

  1. 倹約を常に考え「スーパー・セーバー」になり、期待年間支出を抑えること
  2. 本業や副業で収入を増やし、貯蓄する力を増強すること
  3. 投資は、インデックス投資に回して資産を増やすこと

が示されています。

①で住居費・交通費・旅費・食費をハックする内容はためになりますが、②で貯蓄する力についてはとても参考になりませんでした。

住居を不動産投資と考え、資産形成に重要だということが書かれていましたが、日本では家を買ってから価値が上がるのは難しいですし、税制度もアメリカと日本では全く違うので参考にはならないと思いました。

また、筆者が5年で100万ドル(約1億円)を貯めることを目標にして行動したことが記述されていくことです。

本業と副業で年間2000万円ほど稼いでおり、その状態資産運用していくことの重要性が説いてありますが、実際には入金力次第である感じが否めません。

『最速で経済的自立を実現する方法 FIRE』を読んで今後勉強すべきこと

上記で書いたとおり、特にFIREについて把握していたので、参考になったという部分があまり多くはありませんでした。

逆にいうと、自分で調べて学んでいく中でこの本に書いてあるレベルについては理解していることが分かったのは大きな収穫でした。

それも『週4時間だけ働く』を読んだからだと思います。

『「週4時間」だけ働く。』を読んでFIREに向けて勉強になった内容まとめ!FIRE( Financial Independence, Retire Early =経済的自立)を目指すにはどうしたらいいだろうかと...

FIREについての勉強はやめて、不動産投資・株式投資をより深く学ぶ方がよいかと思いました。

まとめ

『最速で経済的自立を実現する方法 FIRE』を書評・要約のようにまとまっていないかも知れませんがご紹介させていただきました。

FIREという概念を全く知らない方には良いかと思います。

ぜひ興味があれば一読していただけると幸いです。