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『ずっと稼げるロンドンFX』を読んだ感想・勉強になった内容まとめ!

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資産運用をするために、たくさんの本を読んで勉強させて頂いていますが、読んでも記憶になかなか残りにくいため、インプットした知識をアウトプットする場として活用しています。

『ずっと稼げるロンドンFX』は、初心者のFXのファンダメンタル分析の基礎固めとして、おすすめされておりましたので、読んでみました。

書評・要約のようにまとまっていないかも知れませんがご紹介いたします。

目次

『ずっと稼げるロンドンFX』とは?

読みやすさ
専門性
役立ち度
  • 著者:松崎美子
  • 出版社: 自由国民社
  • 発売日:2017/7/14
  • ページ数: 224ページ

【目次】

  • 序章:ファンダメンタルズ取引こそFXの王道
  • 1章:どの通貨でいつ取引すべきなのか?
  • 2章:注目度No.1は中央銀行の金融政策
  • 3章:為替を大きく揺るがす6つの市場テーマ
  • 4章:トレードにすぐ効く! 6大ツール
  • 5章:ファンダ取引で守るべき体験的7原則
  • 6章:日本人のための通貨ペア別取引戦略

ロンドン在住30年の元外銀ディーラーである著者が、中長期ファンダメンタルズ取引の方法について「米ドル・ユーロ・円・ポンド」の4メジャー通貨の組み合わせを中心に、豊富な最新実例とともに総解説してあります。

『ずっと稼げるロンドンFX』は、金融政策の見方のポイント、ブレグジット交渉などこれから注目の重要市場テーマ、ファンダ分析と相性のいい厳選テクニカル、損切りと利確ターゲットの決め方など、実践テク満載です。

『ずっと稼げるロンドンFX』を読むきっかけ

FXにおけるファンダメンタルズ投資を勉強したいと思い、この本を読みました。

ファンダメンタルズ投資とは、経済状況を判断する基礎的条件のことで、FXの場合は各国の政策金利・雇用・生産・物価など経済活動・経済指標を分析することで投資判断をします。

このファンダメンタルズについて全く理解できておらず、「FOMCって何?」「ECBって何?」って状態でした。

Amazonレビューなどでこの本が初心者向けだと紹介されておりましたので、『ずっと稼げるFX』を手に取りました。

『ずっと稼げるロンドンFX』を読んで勉強になったこと【3点】

『ずっと稼げるロンドンFX』で、勉強になった点は山ほどありましたが、特に勉強になった点を3つに絞ってご紹介します。

  • 各中央銀行の動きについて
  • 中長期取引の判断に有効な長期移動平均線
  • 資金管理面の取引ルール

初心者なのでとても勉強になりましたが、玄人には当たり前の内容ばかりだと思います。

各中央銀行の動きについて

トレードをしていると、政策金利発表があることはなんとなく知っていましたが、何週ごとに何時に発表することが決まっているとは知りませんでした。

ECB(欧州中央銀行)理事会
・20:45 政策金利発表
・21:30 総裁の記者会見

BOE(イングランド銀行)のMPC(金融政策委員会)の発表
・20:00 政策金利・量的緩和・議事録
・20:30 スーパー・サーズデイ 記者会見(2・5・8・11月のみ

FRB(連邦準備制度理事会)のFOMC(連邦公開市場委員会)
・3:00に会合の結果と声明
・3:30に総裁会見(3・6・9・12月のみ)

BOJ(日本銀行)
・12:00〜13:00 政策発表
・15:30 総裁会見

もっと細かい内容は、本書に書かれていますが、これらについて全く理解してない私にはとても勉強になりました。

中長期取引の判断に有効な長期移動平均線

通貨ごとに相性のいい移動平均線が異なるという点について学べました。

  • ユーロ円:89日移動平均線
  • ドル円:144日移動平均線
  • ポンド円:200週移動平均線

移動平均線を初期設定のまま使っていましたので、通貨ごとに移動平均線の設定を考えようと思いました。

資金管理面の取引ルール

本の中盤で松崎さんの取引ルールが記載されていました。

①1取引での損失は最大でも口座残高の4%まで

②1日の損失は最大でも口座残高の10%まで

③口座残高の10%失ったら、その週はFXを休む

③損切りが3回続いたら、損失幅にかかわらず、その週はFXを休む

Chapter5 ファンダ取引で守るべき体験的7原則 p158

「休むも相場」という格言がありますので、これらの取引ルールは大事だと感じました。

『ずっと稼げるロンドンFX』を読んで今後勉強すべきこと

『ずっと稼げるロンドンFX』を読んで、今後勉強しなくてはいけないなと個人的に思ったことがあります。

アノマリーについてです。

アノマリーは、理論や相場に関する理論の枠組みでは説明することができないものの、経験的に観測できるマーケットの規則性のことです。

『ずっと稼げるロンドンFX』では、季節要因・アストロロジーなどが紹介されています。

季節要因ではドル円が4〜10月は円高 3・11月は円安ユーロドルが1・5・11月はユーロ安 9・12月はユーロ高と紹介されていました。

アストロロジーは、満月の日には相場が荒れることが紹介されていました。

『ずっと稼げるロンドンFX』で紹介されているアノマリー以外にもたくさんのアノマリーがあるようです。

「ジブリの法則」という、ジブリ作品が放送された後は相場が荒れ、さらに翌週の月曜日にも荒れた相場が続いてしまうアノマリーがあるそうです。

アノマリーについての書籍もあるようで、色々なアノマリーについて調べて勉強したいと思います。

アノマリーのカレンダーもあるようで、購入してみようと思います。

著者(松崎美子さん)について

松崎美子さんは、「ロンドンFX」というブログを運営しており、欧州の為替関連情報を日本人トレーダー向けに配信しております。

http://londonfx.blog102.fc2.com/

FX会社でのコラム掲載・セミナー・マネー誌への寄稿・テレビ・ラジオなど幅広く活動されております。

また、「ロンドンFXチャンネル」でYouTuberとしても活動されています。

「ずっと稼げるロンドンFX」以外にも「ロンドンFX」という本も出版されています。

まとめ

『ずっと稼げるロンドンFX』を書評・要約のようにまとまっていないかも知れませんがご紹介いたします。

ファンダメンタルズ投資について少しは理解できたかと思います。

今後勉強したいアノマリーも含めて、ファンダメンタルズについても勉強していきたいと思います。