ビジネスで成功するにはどうしたらいいだろうかと、たくさんの本を読んで勉強しています。
『金持ち父さんの予言』を読んでいるだけでは記憶になかなか残りにくいため、インプットした知識を整理して、
- 「読んで勉強になったこと」
- 「理解が及ばず、さらに勉強をしなくてはいけないこと」
を感じたままに書き留めています。
とても勉強になりましたので、書評・要約のようにまとまっていないかも知れませんがご紹介いたします。
目次
『金持ち父さんの予言』とは?
| 読みやすさ | |
|---|---|
| 専門性 | |
| 役立ち度 |
- 著者:
- 出版社:筑摩書房
- 発売日:2004/3/23
- ページ数:375ページ
【目次】
第1部 おとぎ話はもう通用しない?
- 第1章:法律が変われば未来も変わる
- 第2章:世界を変えた法律
- 第3章:現実の世界に立ち向かう準備ができているか?
- 第4章:悪夢のはじまり
- 第5章:お金に関するあなたの仮定と思い込み
- 第6章:投資をしているだけでは投資家とはいえない
- 第7章:だれもが投資家になる必要がある
- 第8章:問題の原因
- 第9章:パーフェクト・ストーム
第2部 方舟を造る
- 第10章:方舟をどうやって造るか?
- 第11章:方舟を自分でコントロールする
- 第12章:コントロールその1 自分自身をコントロールする
- 第13章:コントロールその2 自分の感情をコントロールする
- 第14章:私はどうやって方舟を造ったか?
- 第15章:コントロールその3 言い訳をコントロールする
- 第16章:コントロールその4 先を見通す力をコントロールする
- 第17章:コントロールその5 規制をコントロールする
- 第18章:コントロールその6 アドバイザーをコントロールする
- 第19章:コントロールその7 時間をコントロールする
- 第20章:コントロールその8 運命をコントロールする
おわりに 預言者は自分の預言があたらないことを祈る
『金持ち父さんの予言』は、『金持ち父さん』シリーズで「年金問題」がテーマとなっていっています。
アメリカでは「エリサ法」と呼ばれるその法律によって、401(k)、確定拠出型年金の導入が始まり、労働者自身が老後に備えて、自分自身の責任で年金資金を貯めてさらに投資信託などで運用することになりました。
日本でも同様の制度があり、お金について学び、自分で投資をすることが不可欠だという認識も高まりつつある。
そのため、投資についての基本的な考え方をまとめた1冊です。
『金持ち父さんの予言』を読んで勉強になったこと

『金持ち父さんの予言』では、確定拠出型年金などによって、多くの人が十分な投資教育を受けないままに、投資家になるように強制されることを危惧しており、以下の6つの理由によって書かれています。
- 警戒を怠らないでいることの大切さを全ての人に思い出してもらうため
- お金の面から正しく今の世界を見るため
- 未来に対する準備が本当にできているかどうか、あなた自身に問いかけてもらうため
- 市場最大の株式市場の暴落に備えて何ができるか、アイディアを提供するため
- 未来に備えるための時間として、年月が与えられていることを知らせるため
- 積極的に準備すれば、将来、金銭的にいい状態でいられることをみなさんにお知らせするため
確定拠出型年金について
確定拠出型年金は、給付型の年金と違って将来の経済状態を株式市場に委ねるが、投資家になるための頭脳的訓練も感情的訓練も受けていない。
そのため、ひとたび暴落が起これば、パニック売りすることが想定される。
ミレニアム世代には、社会保障・高齢者医療保険といった避難所を手に入れられないか、あるいは手に入れられたとしても十分でない可能性が大いにあります。
こういうケースの問題点として、「分散投資をしなかった」とするが、本当の問題は「ファイナンシャル教育の欠如」「お金に関して洗練されていなかった」ことです。
新しい年金制度の欠点の1つは、毎月株を売って株式市場からお金を引き上げ「なければならない」という決まりです。
引退前の労働者は買うことを要求されるが、引退前の買い手より引退後の売り手が多くなると、株価は上がらなくなる。
他にも、確定拠出についての欠陥があります。
- 新しい法律に引き出しを強制する仕組みが組み込まれている
- 新しい法律は適切なファイナンシャル教育を提供することを教育システムに要求しなかった
- 仮定に疑問を投げかける人がいない
- 投資信託会社が多すぎる
- 引退のためのコストがどんどん上がっている
- DC年金プランは引退後のあなたを守ってくれない
- 年金プランに参加していない従業員がたくさんいる
- DC年金プランは比較的年齢の高い労働者には効果がない
- 自分は投資家ではないのに投資に関するアドバイスをする人が多すぎる
- 引退後、お金がなくて充分な医療を受けられないかもしれない
方舟を造る
こうした問題を解決するために、経済的に将来生き延び、繁栄するための方舟を造る能力が必要です。
著者は、 4つの異なるレベルの資産に即して方舟を作りました。
- スモールディール:小さな投資用不動産・地方自治体モーゲージリート
- ビックディール:大きな投資用不動産・私募不動産投資組合
- ファーストラック:私募債・株式公開
- キャッシュフロー202:株式投資・オプション取引
この方舟をコントロールするためには、以下をコントロールする必要があります。
- 自分自身をコントロールする:財務諸表を習慣的に作成し、資産か負債かを確認
- 自分の感情をコントロールする:感情に支配された思考は自己予言的になる
- 言い訳をコントロールする:一貫性を持った正直な人間になる・自らに課す基準を上げる
- 先を見通す力をコントロールする:大きくなりすぎたものに注目する
- 規制をコントロールする:税法・会計法など理解し、政府による規制を受けやすい従業員としての収入を減らして、他の収入を増やす
- アドバイザーをコントロールする:会計士・弁護士に委ねすぎず、自分で責任を持つ
- 時間をコントロールする:時間に投資する
- 運命をコントロールする:選択をする
『金持ち父さんの予言』を読んで今後勉強すべきこと

『金持ち父さんの予言』以外にも、金持ち父さん貧乏父さん関連の書籍は、たくさん出版されていますので、それらを読んでみます。
『金持ち父さん貧乏父さん』
『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』
『金持ち父さんの投資ガイド 入門編』
『金持ち父さんの投資ガイド 上級編』
『金持ち父さんの子供はみんな天才』
『金持ち父さんの起業する前に読む本』
『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』
『金持ち父さんの金持ちになるガイドブック』
『金持ち父さんのパワー投資術』
『金持ち父さんの21世紀のビジネス』
まとめ
『金持ち父さんの予言』を書評・要約のようにまとまっていないかも知れませんがご紹介いたします。
まだまだトレーニングが必要ではありますが、少しずつ本書の内容について実践していこうと思います。
より優れた投資家になるために、色々な本を読んでみたいと思います。











