投資の勉強をするために、たくさんの本を読んで勉強しています。
『株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!』を読んでいるだけでは記憶になかなか残りにくいため、インプットした知識を整理して、
- 「読んで勉強になったこと」
- 「理解が及ばず、さらに勉強をしなくてはいけないこと」
を感じたままに書き留めています。
とても勉強になりましたので、書評・要約のようにまとまっていないかも知れませんがご紹介いたします。
目次
『株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!』とは?
| 読みやすさ | |
|---|---|
| 専門性 | |
| 役立ち度 |
- 著者:
- 出版社:ビジネス社
- 発売日:2018/5/22
- ページ数:207ページ
【目次】
- 第1章 天気と投資の「共通法則」から見えた株式投資必勝法 〜放っておいても必ず春には桜が咲く〜
- 第2章 資産を守って増やす「平均気温戦略」から始める 〜いつまでも気温35℃超えの“猛暑日”は続かない〜
- 第3章 株は「ゲリラ豪雨」を狙え! 〜どしゃ降りの後ほど青空はまぶしく輝く!〜
- 第4章 私の投資法、「過去の天気図」と「未来の予想図」 〜雨に降られて初めて傘のありがたみがわかる〜
- 巻末 レベル別オススメ銘柄12
『株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!』の著者が気象学30年+投資15年の経験から編み出した株式投資の方法を学ぶことができます。
「天気予報も株価の動きも、気が向いたらチェックでOK! 」・「株価も天気も平均回帰で必ずもとに戻る! 」など気象予報のプロ目線の運用術がまとめられています。
バリュー投資をベースに、リスクを考慮した成長株投資・配当重視投資のバランス型運用を実践されています。
『株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!』を読んで勉強になったこと

気象学と経済学は、標準偏差や確率など考え方が似ており、そこに着目して『株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!』がまとめられています。
本書で特に学べることはありませんでしたが、各章ごとのキーセンテンスをまとめてはみました。
第1章 天気と投資の「共通法則」から見えた株式投資必勝法 〜放っておいても必ず春には桜が咲く〜
株価と天気は同じカオス理論に基づいて動いており、突発的な出来事が起こり得る秩序がない状態です。
予測不能な値動きがあるのは当たり前ですが、平均値を元にし、長期的に見れば平均回帰し、確立的に正規分布します。
強い会社の成長サインは、気温のような数字で分かり、それを「EPS(1株利益)」としています。
第2章 資産を守って増やす「平均気温戦略」から始める 〜いつまでも気温35℃超えの“猛暑日”は続かない〜
資産をある程度分散させて長期間保有すれば、基本的には平均回帰によって資産が徐々に増えていく戦略を「平均気温戦略」と言っています。
投資信託を選び、市場平均に伴うインデックスファンドを定期積み立てすることを勧めています。
ドルコスト平均法だけではなく、重み付け投資法で相場が下がった時に多く買い付けていきます。
第3章 株は「ゲリラ豪雨」を狙え! 〜どしゃ降りの後ほど青空はまぶしく輝く!〜
ゲリラ豪雨のような急な大暴落は、価値ある銘柄が安価で手に入れることができます。
ゲリラ豪雨のような異常気象が起こりやすい年には「エルニーニョ現象」のような前兆があり、相場の過熱感が高まると危険になります。
相場の8割は我慢であるとし、割安になるまでしっかり待たなくてはいけません。
第4章 私の投資法、「過去の天気図」と「未来の予想図」 〜雨に降られて初めて傘のありがたみがわかる〜
著者の投資遍歴が記載されていました。
人口動態を加味した経済発展性のある「中国」「アメリカ」に投資しているポートフォリオです。
『株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!』を読んで今後勉強すべきこと

『株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!』で勉強になったところはあまりなく、天気に関したアノマリーが記載されているわけではなく、普通の投資原理を天気に例えただけの内容でした。
天気予報士ならでは何か着眼点があるのではと思い期待しましたが残念です。
アノマリーぽさを感じていたこともあるので、アノマリーについてしっかり勉強したいので、こちらを読もうと思います。
まとめ
『株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!』を書評・要約のようにまとまっていないかも知れませんがご紹介させていただきました。
より優れた投資家になるために、色々な本を読んでみたいと思っています。









