妊娠7ヶ月目(24〜27週)は、お腹がだんだん大きくなってきて、それに関する不具合が生じてきます。
そのため、妊婦検診は7ヶ月目から2週に1回と増えます。
妊娠20〜30週の間で赤ちゃんの性別がわかり、この時期にはっきりとわかる場合が多いです。
赤ちゃんは身長35〜39cm、体重600〜1100gほどになります。
この1ヶ月で500g体重が増えるなどダイナミックな変化があります。
この時期にお母さんがすることをまとめさせていただきました。
目次
睡眠について

おなかが大きくなるので、あおむけの姿勢で寝ると、お腹に圧迫感を感じるようになります。
寝るときには、体の左側を下にした姿勢にすると、楽に寝られることがわかっています。
お母さんの体温も上昇するため、寝づらいことが増えてきますので、氷枕・扇風機・エアコンなどを使い、快適に寝れるような環境作りもしていかなければなりません。
妊婦用の抱き枕などを利用すると、おなかを枕が支えてくれるので、楽になります。
腰痛もひどくなってきますので、骨盤ベルトをしながら寝ることもあるかもしれません。
足もむくみやすくなるのでストッキングなどを履いて寝るのが有効ですが、ふくらはぎの血管が腫れてる血栓性静脈炎の可能性がありますので、あまりひどい場合は主治医に相談してみましょう。
また、おなかの張りも増えてきて、寝るのが辛いほどおなかが張っている場合も、主治医に相談しましょう。
食事について

お腹が大きくなるにつれて、胃が圧迫されて、胸焼けを起こしやすくなります。
1度にたくさん食べることができなくなりますが、子どもに栄養を供給しなくてはいけないので、お腹がよく減ります。
1回の食事量が増やせないので、食事の回数を増やすことで対応しましょう。
体重コントロールはもちろん大切ですが、おなかが空くようならおやつも食べていいと思います。
出産計画について

出産計画(バースプラン)をこの時期には決定させましょう。
一里帰り出産をしたいと考える場合には、9ヶ月目の34〜35週までには転院する必要があります。
そのため、この7ヶ月目には、里帰り出産先を見つけて1度は通院しておくことをお勧めします。
受け入れ可能かどうかは、予約状況や母子の健康状態などをもとに検討されます。
また、通常の里帰り出産の場合、赤ちゃんとお母さんの経過を診断する「1ヵ月健診」は、里帰り先の病院で受けますので、予約も必要です。
そのため、この時期に現在の主治医や助産師に相談するべきタイミングでしょう。
実家にもこの時期に相談し、里帰り時の生活についても相談できます。
まとめ
妊娠7ヶ月目(24〜27週)にお母さんがすることをまとめさせていただきました。
お腹が大きくなってきて、少し身体が苦しくなってきます。
次の妊娠8ヶ月目(28〜31週)は、妊娠後期に入り、赤ちゃんが毎週100g増えていくようになり貧血気味になりやすいので、対策が必要になります。










