現在、FIREを目指して、夫婦(夫26歳、妻25歳)で、共働きで日々努力しています。
FIREとは「Financial Independence Retire Early」の頭字語で、経済的な独立を得て早期にリタイアすることを指し、日本ではアーリーリタイア・セミリタイアとも呼ばれます。
自分が目指す場所・現在の位置について、自己分析と他人からのご指摘から、より正確に頂上を目指せるように修正を図りたいと思い、考えをまとめさせていただきます。
まだver1.0なので、粗々ですがよろしくお願いします。
目次
なぜFIREを目指すのか

1日24時間のうち8時間睡眠してるので、実質16時間が実働時間です。
その16時間のうち、残業・通勤・土日祝日をいってこいにすると、8時間労働・8時間余暇になります。
就活のときには何も感じませんでしたが、定年まで人生の半分の時間を労働に費やすことを指します。
しかも、今の20代が60になるころには定年が無くなって、永遠に労働を強いられることになります。
妻が「妊娠」をしてから、このことにとても考えさせられました。(2020年6月時点で妊娠5か月)
余暇の時間を「自分:夫妻:子=2:1:1」と分割します。場合、仕事:自分:夫婦:子=4:2:1:1」となります。
当たり前ですが、乳幼児期の自分の時間・夫婦の時間は、子どもに極振りにしたいわけで、育児休業・部分休業を夫妻ともに2年取るという大胆な選択を今後取る交渉が両会社にて終わっています。
これでも子どもに取る時間は多いかもしれませんが、私達にとっても2年しかでした。
仕事の時間を減らし、家族といる時間の創出を図るために、FIREを育児休業明けの職場復帰後にあたる3年後に目指すことが決まりました。
私が目指すFIREとは?

FIREには、独立後の生活のあり方によって大きく分けて3種類の違いがあります。
- Fat FIRE:十分な資産を確保して、引退前と同じ生活水準で経済的自立を図る
- Lean FIRE:十分な資産を確保せず、生活費を切り詰め、生活水準を落として経済的自立を図る
- Barista FIRE:パートタイム・副業的な仕事で生活するだけの資産を確保し、フルタイムの仕事から離れるだけの経済的自立を図る。
十分な資産とは、だいたい1億円ほどを指すことが多く、年間4%=400万円の資産運用・切り崩しなどによって、生活をすることをだいたい指すかと思います。
しかし、これを月1700ドル=17万円の貯蓄を年利7%で複利運用しても25年くらいかかると本で紹介されていました。
共働きなので、月17万円の貯金はとても現実的ですが、25年後は50歳でしかも子どもが成人して巣立ってしまいます。
それまで、子どもと共に過ごす時間・妻と過ごす時間・自分の楽しみの時間を蔑ろにするのは嫌です。
そのため、Barista FIREを目指し、パートタイム・副業的な仕事で生活するだけの資産を確保し、夫婦ともにフルタイムの仕事から離れる道を模索します。
もし、Barista FIREを実現できるようになれば、住む場所・働く場所が自由になります。
実現できればば、「移住」も視野に入れて、自然が豊かなところで子育てがしたいと思っています。
FIREへの計画の立案

では、どのようにして、FIREを目指すのかを考えました。
FIREの基本的な方法は、資産等から不労所得にて生活費を賄い、労働しなくても経済的に生きられる状態を目指すというものでしょう。
- 株式の配当金
- 債権の利息
- 不動産による家賃収入
- 事業所得
などあるのではないでしょうか
私は、不労所得+労働所得≧支出を目指します。
そのために、3年後のフルタイムからリタイア時に、どのように稼げるようになるか、特に不労所得についての計画を建てる必要があります。
よって、FIREに至るまでの計画は以下の3つの計画からなります。
- 必要支出額の算出(支出計画)
- 最大の労働所得の算出(労働所得計画)
- 最低確保しなくてはならない不労所得の算出(不労所得計画)
※夫婦+子ども1人で検討しますが、授かりものなので分かりませんが、2年後あたりにもう1人授かりたいと思っておりますので、叶えば修正します。
FIREへの計画の立案①支出の計画

不労所得+労働所得≧支出を算出するために、最低これくらい必要になるだろう金額を探るため、以下の式で考えます。
支出=月々に必要になる費用+子どもの教育費+その他将来を見据えた貯蓄額
子どもが成人する20歳までで想定し、月単位に平準化して考えます。
ざっくりとした計算は以下で示していますが、結論から申し上げますと
185千円+42千円+20千円=247千円/月
約25万円/月(300万円/年)の支出に耐えうるだけの所得を確保する必要があると計算できました。
総務省「家計調査」によると、2人以上の勤労者世帯の消費支出は1ヵ月平均30万円ほどなので、あながち間違ってもいないかなと思います。
老後世帯も35万円ほどであるので、子供が巣立つことで、子どもの教育費などに掛かったお金が医療費などといってこいになるのだと思います。
月々に必要になる費用
月々必要になる費用とは、食費・家賃・光熱費などで、年単位で必ず発生する自動者保健・自動車税・車検なども月均等割りで算出します。
子どもが1人増えることで変動ものは、今の支出の×1.5と多めに計算した上で、切上で千円単位で丸めて、安全率分を確保します。
- 食費:25千円×1.5≓38千円
- 水道光熱費:(上下道5千円・ガス5千円・電気5千円)*1.5≓23千円
- 雑貨物:5千円
- 家賃:50千円
- スマホ+通信費:楽天モバイル×2+WIFI≓10千円
- ガソリン:5千円×2台=10千円
- 自動車保険:80千円×2台/12≓14千円
- 自動車税:(39500円+10800)/12≓5千円
- 交際費・趣味費:10千円×3=30千円
計185千円
子どもの養育費
子どもの養育費は、全くわかりませんので、文部科学省の「子供の学習費調査」を参考にしました。
全て公立で高校まで進学すると仮定して5,410千円、それに大学も公立と仮定して5,400千円、併せて約11,000千円かかると想定します。
大卒までの22年で簡易的に分割すると、約42千円/月となります。
その他将来を見据えた貯蓄額
その他将来を見据えた貯蓄額とは、車の購入なども想定にいれて平準化させた金額を上乗せします。
車は耐用年数10年として、2回乗換×2台×中古1,000千円=4,000千円
家電の耐用年数も同様に10年として、2回買替×(冷蔵庫100千円・洗濯機100千円・その他100千円)=600千円
これから、約20千円/月となります。
FIREへの計画の立案②労働所得の計画

約25万円/月(300万円/年)の支出に耐えうるだけの所得を労働所得・不労所得で得る必要があります。
しかし、労働所得を増やす、すなわち労働時間を増やすと、FIERを目指す目標から遠ざかってしまいますので、労働時間は極力抑えるべきです。
そのため、最大稼働労働時間を考えます。
現状のフルタイムだと、1日の有効時間16時間の割り振りは「仕事:自分:夫婦:子=4:2:1:1」でしたが、それを「仕事:自分:夫婦:子=1:2:1:4」に振り分けたいです。
そうすると、仕事は2時間/日ということになりますので、週2日6時間パートくらいが適切かもしれません。
時給800円×2時間×30日×2(夫婦)×0.7=67千円/月
今、注目しているのは農家バイトで、早朝から正午までの6時間で時給1000円~などよく見かけます。
また、株式取引を9~10時の時間だけデイトレードをし始めました。これの精度も少しずつ高めて、安定的に収益を上げれれば、1つの労働の柱になるかもしれません。
FIREへの計画の立案③不労所得の計画

支出ー最大労働所得=最低確保しなくてはならない不労所得です。
247千円ー67千円=180千円となります。
少し膨らみを持たせて、Barista FIREを開始できる不労所得の目標を20万円とします。
不労所得の得方は今後どんどん進歩していかなければならないですが
- 配当金
- スワップ取引
- アフィリエイト
- 不動産所得(未着手)
などを考えています。
不労所得というと、金持ちが資産を転がして得る金のように考えてしまいますが、自分が指示しなくても自動的に動いてくれる事業を起こして、そこから所得があればそれも不労所得ではないかと思います。
友人と事業を起こそうか少し話してはいましたが、今後じっくり考えねばなりない点だと思っています。
FIREへの計画策定

以上のことから、FIREへの計画が立ちます。
| 時期 | 年齢 | 目標 | ||
| フェイズ0 (2020年) | 子どもが生まれる前まで | 夫26 妻25 子0 | 不労所得をガンガン積む | 不労所得 4万円/月 |
| フェイズ1 (2021~2022年) | 子供が生まれる~育休終 | 夫27 妻26 子1 | 育児休業手当+不労所得≧支出 | 不労所得 12万円/月 |
| フェイズ2 (2023年) | 育休終~フルタイムリタイア | 夫28 妻27 子2 | 不労所得をガンガン積む | 不労所得 16万円/月 |
| フェイズ3 (2024年) | フルリタイア~パート | 夫29 妻28 子3 | 不労所得+労働所得≧支出 | 不労所得 20万円/月 |
今後、この方針にどれくらい実現できているのか、月次報告を実施していきたいと思います。
もし、フェイズ3でBarista FIREを実現できるようになれば、住む場所・働く場所が自由になります。
実現できればやりたいこととして
- 移住
- 農業
があり、自然が豊かなところで子育てがしたいと思っています。
まとめ

本当にざっくり、自分の考えをまとめるために、書かせていただきました。
まだまだ、税引きで計算されてなかったり、ver1.0なのでかなり粗々だったと思います。
甘い、甘すぎるとこれを見せた先輩に怒られるでしょう。
自分の努力・本や人との巡り合わせなどで、どんどん修正していきます。
5年しかありませんので、コツコツ着実に頑張ります。
今後、この方針にどれくらい実現できているのか、定時報告を実施していきたいと思います。









