メンタルケアの勉強をするために、たくさんの本を読んで勉強しています。
『勝ち続ける意志力』を読んでいるだけでは記憶になかなか残りにくいため、インプットした知識を整理して、
- 「読んで勉強になったこと」
- 「理解が及ばず、さらに勉強をしなくてはいけないこと」
を感じたままに書き留めています。
とても勉強になりましたので、書評・要約のようにまとまっていないかも知れませんがご紹介いたします。
目次
『勝ち続ける意志力』とは?
| 読みやすさ | |
|---|---|
| 専門性 | |
| 役立ち度 |
- 著者:梅原大吾
- 出版社:小学館
- 発売日:2012/4/2
- ページ数:254ページ
【目次】
- 第1章:そして、世界一になった
- 第2章:99.9%の人は勝ち続けられない
- 第3章:ゲームと絶望と麻雀と介護
- 第4章 目的と目標は違う
- 第5章 ゲームに感謝
著者は、日本で初めてのプロ格闘ゲーマーで、ゲームファンから「神」と崇められ、「世界一長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」としてギネスブックに認定されている実力者です。
2004年のEvolution『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』の決勝戦は、「背水の逆転劇」と呼ばれ、全世界のゲーマーの中でも伝説の試合になっており、「ウメハラ」の名を世に知らしめた1戦です。
17歳で強豪を破って世界大会優勝。その後、一度ゲームを辞めた時の挫折感、そして復活、再び世界一になり、プロ契約、ギネス認定に至るまでの全貌が明らかになった1冊です。
『勝ち続ける意志力』は、何度も世界一になり、「トップに立ち続けるため」「最前線で戦うため」の勝負哲学が学べます。
『勝ち続ける意志力』を読むきっかけ

梅原大吾氏の名を初めて知ったのは、『プロフェッショナル 仕事の流儀』に出演されていたのを拝見した時だ。
新しい仕事として「プロゲーマー」、競技としてのゲームとして「eスポーツ」が取り上げられ、ひたむきにゲームに向き合う姿勢が紹介された。
「ゲームで賞金を稼げる楽な遊び」程度にしか世に認知されていなかった当時、過酷な程に追い込む梅原氏を見て、ゲーマーへの認知が変わったのではないかと思うほどのドキュメンタリーでした。
その梅原氏が出された「勝ち続ける意志力」にはトッププレイヤーの勝負哲学が詰まっており、FXトレーダー・アスリートなどの勝負師たちの間で、マインドセットのための良本として紹介されており、興味が湧いて手に取った次第です。
『勝ち続ける意志力』を読んで勉強になったこと

『勝ち続ける意志力』は、「勝つ」と「勝ち続ける」ことは全くの別物で、99%の人は勝ち続けらず、それほど勝ち続けることは大変だと梅原氏は説明します。
勝ち続けるにはどうしたら良いか、梅原氏の考えが豊富に綴られていますが、本書中のこの一文に込められていると思いました。
勝ち続けるためには、勝って天狗にならず、負けてなお卑屈にならないという絶妙な精神状態を保つことで、バランスと崩さず真摯にゲームと向き合い続ける必要がある。
引用:世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」勝ち続ける意志力 p57 9〜10行
この一文が原点にあり、どんな思考・行動をしていくかまとめられています。
- 正しい努力とは変化し続けること、前進し続けること
- 常識を疑い、一歩進んだ答えを見つけ出すこと
- 安易な道、裏技を使わないこと
- 目の前の敵に集中すること
なぜこれらの思考・行動を実施するのかは本書で詳細に示されています。
常に成長し続けることに主眼を置くため、自分を痛めつけるだけの努力はしてはいけない・試合の成績は気にしないことなども紹介されており、トッププレイヤーたるマインドセットが学べました。
『勝ち続ける意志力』を読んで今後勉強すべきこと

『勝ち続ける意志力』では勝ち続けるためのマインドセットを学ぶことができました。
このような最前線で戦い続けてる人の本を色々読みたいと思いました。
1番初めに思いついた勝ち続けている人は、史上初の「永世7冠」を達成した「羽生善治」先生です。
「永世7冠」とは、将棋界の8大タイトルのうち、まだ規定のない叡王を除く7タイトルで「永世」の称号を得ることで、「永世」となるには厳しい条件があります。
羽生先生の書で「結果を出し続けるために」という本があり、「結果を出し続けるための3つの秘訣」という自身公演をもとに加筆修正された本で、学びたいことにぴったりだと思いました。
次に思いついた勝ち続けている人は、「イチロー」選手です。
大リーグ歴代22位の3089安打、日米通算ではピート・ローズの大リーグ記録4256安打を上回る4367安打を記録するなど、数々の偉業を達成しています。
その偉業の達成とは別に、弛まぬ努力・野球に対する姿勢も注目されており、それに注目した書籍が出版されていますので、読んでみたいと思います。
まとめ
『勝ち続ける意志力』を読むことで、勝ち続けるためのマインドセットを知ることができました。
書評・要約のようにまとまっていないかも知れませんがご紹介させていただきました。
このマインドセットを維持していくためには、まだまだトレーニングが必要ではありますが、少しずつ実践していこうと思います。
梅原大吾氏の本は他にもあり、気になりましたので、手に取ってみても良いかもしれません。
また、日本で2人目の格闘プロゲーマーである谷口一の本「努力2.0」も、努力について書かれた本で、気になります。
読みたい本がいっぱいあって、時間が足りなくて困ってますが、1冊ずつ読み進めたいと思います。












