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『デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術』を読んだ感想・勉強になった内容まとめ

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投資の勉強をするために、たくさんの本を読んで勉強しています。

『デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術』を読んでいるだけでは記憶になかなか残りにくいため、インプットした知識を整理して、

  • 「読んで勉強になったこと」
  • 「理解が及ばず、さらに勉強をしなくてはいけないこと」

を感じたままに書き留めています。

とても勉強になりましたので、書評・要約のようにまとまっていないかも知れませんがご紹介いたします。

目次

『デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術』とは?

読みやすさ
専門性
役立ち度
  • 著者オリバー ベレス (著)/グレッグ カプラ・林 康史 (翻訳)/藤野 隆太 (翻訳)
  • 出版社:日経BP
  • 発売日:2002/10/19
  • ページ数:293ページ

目次

  • 第1章 トレーディングの勝者への誘い―熟練したトレーダーの世界を理解する
  • 第2章 優れたトレーダーへの精神修行―トレーディング行動を修正する鍵
  • 第3章 「逆境」と「損失」―トレーディングで成功するための必要条件
  • 第4章 真の勝者を目指すトレーニング―失ったマネーと時間を取り戻すために
  • 第5章 トレーディングにおける7つの大罪―いかに戦い、打ち勝つか
  • 第6章 熟練トレーダーへの道―成功をつかむための12の法則
  • 第7章 究極のトレーダーの秘密―すべてのトレーダーが知るべき15の掟
  • 第8章 10の教訓―究極のトレーダーになるために
  • 第9章 究極のトレーダーから最後の言葉

原著は2部構成になっていて、1部が「心構え」、2部が「テクニカル」についての内容になっていおり、『デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術』は1部のみを翻訳したものです。

原著は2000年に発表。2002年に翻訳されており、原著は英語で書かれています。

オリバー・ベレスとグレッグ・カプラは、プリスティーン・キャピタル・マネジメント社の共同創業者です。

プリスティーンは、アメリカで「トレーダー教育」と「投資情報提供」を手がけ、全米最強のトレーダー養成機関ともいわれ、同社が運営するWebサイト「Pristine.com」は、バロンズ社により「オンライン・トレーダーのためのNo.1サイト」に選ばれています。

2人のトレード哲学が豊富に詰まっており、小手先の技術ではなく、メンタル面に重点を置いたデイトレーダーとしての心構えを凝縮した一冊です。

『デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術』を読むきっかけ

株取引に負けが続いた時に、取引におけるメンタル面の強化について考えなければと考えました。

数多くのトレーダーの方々がバイブルとして名前を挙げるほどの有名本として、本書と出会いました。

2002年に出版されているのにも関わらず、今でもこの本をおすすめしている方が多くおり、トレードにおいてメンタルコントロールがいかに大事かを学べると評判が異常に高いため、読みたくなり手に取りました。

『デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術』を読んで勉強になったこと

『デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術』の基本的な内容は、短期トレーダーのメンタル面が中心です。

損切りについては、重点的に説明され、学ぶべきことがたくさんありましたが、勉強になってことを抜粋します。

  • 戦場で疑問を持つことは危険であり、「なぜ」が生じた場合はポジションを手仕舞う。
  • 20%下落した銘柄で5%の損失で済んだのなら、それは敗北ではなく勝利である。
  • 最良の防御は最良の攻撃である。

特に、取引中に疑問を持ったときには手仕舞うという考え方は、とても参考になり、戦場は戦術に疑問を持つ場所ではなく、取引前後に考えなけばなりないことを意識しました。

取引中にSNSを使うことを自分で禁止しました。

なぜ今下がったのか・材料が出たのかついつい探してしまいがちだったので、とても反省しました。

第5章ではトレーディングにおける7つの大罪が紹介されており、これの第1・第4・第7にもこれらは該当しており、本当に気を付けなければと思いました。

トレーディングにおける7つの大罪

  1. 第一の大罪「すぐに損切りできないこと」
  2. 第二の大罪「利益を勘定すること」
  3. 第三の大罪「時間軸を変更すること」
  4. 第四の大罪「より多くを知ろうとすること」
  5. 第五の大罪「過度に自己満足に陥ること」
  6. 第六の大罪「間違った勝ち方をすること」
  7. 第七の大罪「正当化」

また、トレードの基本は、「馬鹿から買って馬鹿に売る」という少し過激なことが書いてあり、割安な値段で売ってくれる人・割高な値段で買ってくれる人を探すことが示してありました。

入った瞬間に勝ち負けは決定しており、正しくポジションをとることの重要性が強調されていました。

すべての取引の結果は1つの要因によって決定される。つまり、いつ、どの水準でポジションをとるか、換言すれば、いつ引き金を引くかである

引用:デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術 P77

どんな銘柄を選んだとしてもタイミングさえよければ勝て、タイミングが悪ければ負けることを指しております。

このような思考を身に着け、熟練トレーダーになるためには、第6章で「熟練トレーダーへの道」12の法則から学べることができます。

12の法則

  1. 1 己を知る
  2. 2 敵を知る
  3. 3 早いうちに何らかの教育を受ける
  4. 4 己の最も貴重な資源を守る
  5. 5 物事を複雑にしない
  6. 6 己の損失から学ぶ
  7. 7 トレーディング日誌をつける
  8. 8 低位株ばかりに注目してはならない
  9. 9 分散投資をしてはならない
  10. 10 時には何もしないことが最良の行動である
  11. 11 厳かに撤退する時期を知る
  12. 12 言い訳は一文の得にもならない

自分が参考になってことを表面だけですが、抜粋しまとめさせていただきました。

トレーダーを目指すなら読んで損は無い書籍だと思いました。

『デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術』を読んで今後勉強すべきこと

『デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術』を読んで、取引におけるメンタル面の強化についてもっと勉強するべきだと思いました。

メンタル面の強化には、投資の本以外を活用できるのではないかと思いました。

まず、心理戦として考えたのがポーカーを考え、投資家にもおすすめであると紹介されていた「賭けの考え方」という本を読んでみようと思います。

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また、相場心理学についても深く学ばなければなりません。

これに関する名著として、『ゾーン「勝つ」相場心理学入門』がありますので、読んでみようと思います。

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まとめ

『デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術』を書評・要約のようにまとまっていないかも知れませんがご紹介させていただきました。

デイトレードの心理面について、これほどの名著はないでしょう。

心理面のみならず、技術面についても今後勉強していきます。