シンガポールの無料Wi-Fi「Wireless@SG」について

シンガポール旅行で、ネット接続についてどうしようか悩みませんか。

海外でネットに接続する方法として、

1. 海外SIMカードを買う
2. 海外ポケットWi-Fiをレンタルする
3. 無料Wi-Fiスポットで済ます
4. その他

が考えられます。

今回、「③ホテルなどの無料Wi-Fiスポットで済ます」の中でも、「Wireless@SG」に注目しました。

Wireless@SGとは

シンガポール政府が無料で提供するWi-Fiインターネットサービスが「Wireless@SG」です。

IT先進国で観光にも力を入れているシンガポールでは、無料で利用できるWiFiがかなり広範囲で整備されています。

この無料WiFiが利用できる接続スポットは20,000を超え、

• チャンギ国際空港
• 駅
• ホテル
• 飲食店

などで利用できます。

WiFiの速度は、最大で5Mbpsで、ネット検索など不自由なく使える速度です。

利用方法

細かいWi-Fiの種類として、「Wireless@SG」と「Wireless@SGｘ」の2種類あります。

Wireless@SGは、外国人の訪問者などがモバイル番号を入力することでアクセスできます。

Wireless@SGｘは、ワンタイムパスワードを生成するのではなく、自動的に接続することができます。

手動の場合、有効期限が24時間になっています。

種類ごとに接続方法が様々あります。

電話番号による登録（Wireless@SG）

1. 携帯のWiFi設定画面で、ネットワークから「Wireless@SG」を選ぶ。
2. ブラウザを立ち上げ、自動的にサインイン画面へ移動
3. 携帯番号とキャプチャコードを入力する。
4. SMSで送られてくるOne-time PINを入力する。
5. 接続完了

チャンギ国際空港で登録（Wireless@SG）

最もポピュラーで簡単な方法がチャンギ国際空港で登録する方法です。

1. インフォメーションカウンターへ行く
   チャンギ空港の税関を通過すると、すぐにインフォメーションカウンターがあります。
2. 「Wireless@SGを使いたい」と伝える
   パスポートの提示を求められるので用意しておきましょう。
3. メモ用紙を受け取る
   これに登録情報（サービスプロバイダー・ユーザー名・パスワード）が記載されています。
4. 「Wireless@SG」へ接続
   自分のスマホ/タブレットでアクセスします。
5. プロバイダー選択・ID・パスワードを入力
   メモに記載されているこれらを入力します。

アプリで登録（Wireless@SGｘ）

Wireless@SGのアプリを用いることで、Wireless＠SGｘに常時接続することができます。

しかし、利用するためには、シンガポール現地のSIMカードが必要です。

現地SIMを使う場合、SIMロックが解除されているか注意が必要です。

チャンギ国際空港やシンガポールの市街でSIMカードを購入し、Wireless@SGのアカウントを作成する事が可能です。

SIMカードを買う必要があるため、ハードルが少し高いです。

欠点

シンガポール旅行でネット接続する場合、無料Wi-Fiスポットなら「Wireless@SG」をおすすめします。

政府が推奨しているので、とても使いやすいWi-Fiになっています。